FC2ブログ

グランドピアノのメカニック

ピアノ調律
08 /30 2014
これはグランドピアノの中身です。
鍵盤を押すと、このハンマーがピョコンと跳ね上がり弦を叩きます。
ピアノが弦楽器か打楽器か揉めるのは、このためですね。
弦楽器でもあり、打楽器でもあるが正解ではないでしょうか。


1709年ピアノが生まれてから、ずっとこの機構だったのかというとそうではありません。
おおよそこの形になるのは、歴史を重ね、百年後のこと。

最初の方は、こんな感じでした。(厳密にいうと、いくつか違うパターンもありますが。)
いきなり手書きですみません。
上と比べると、スカスカですよね。



鍵盤を押すと、「ジャック」という人の名前みたいな部品がハンマーを突き上げて、ハンマーが弦にあたり音を出します。
このジャックがポイントです。
古い方は鍵盤を押すと、ジャックがいきなりハンマーを突き上げていますが、改良された方は、ワンクッションあります。
新しい方のジャックは、どこかというと、、
赤い丸ぼっちが二つありますね?この左側の丸ぼっちが刺さっているのがジャックです。
随分ポジションチェンジしたのがわかりますね!

文章にすると大変わかりにくいので結論だけ書きますが、違いは連打性です。
新しい方は鍵盤を押して、少し戻し途中で次の打鍵ができるようになったのです!画期的!
古い方は鍵盤を押して鍵盤が元の位置に戻らないと次の打鍵ができません。
アップライトもそうですよね。

ピアノが上達してくると、速い曲を弾くようになり、先生からグランドを買ってみてはどうですか?と
薦められるのは、こういうことも一因としてあげられます。

グランドピアノ、ほしいですよね。
スポンサーサイト

アップライトピアノアクション修理

ピアノ調律
08 /29 2014
ヤマハのアップライトピアノアクションの修理をしています。
フレンジコードという糸状の部品はハンマーの戻りをサポートする大切な部品ですが経年劣化で切れてしまうのでその場合は張替の修理が必要になります。
IMG_7623.jpg
写真の右半分は劣化して茶色く変色、また切れてしまっています。
これを綺麗に取り除き新しいコードを張ります。左半分は張り替えた個所です。

カワイピアノを含め他社製品はこの劣化が少ないのですが、ヤマハは製造から15年~20年くらいで交換が必要になってくることが多いです。

ドロンパの国 アメリカ

ピアノ調律
08 /28 2014
ドロンパの出身地といえばアメリカですね!本日はアメリカで活躍した調律師の本や、ピアニスト、ピアノをご紹介です!
ドロンパといえばオバQのお友達ですね。私の出身地、練馬区では盆踊りといったらオバキュウ音頭か東京音頭です。
オバキュウ音頭知っていますか?

オバケラ オバケラ バケラッター 
バケラッターでクールクルッ

それはさておき、今回ご紹介したいのは、有名調律師フランツ・モアさんが書いた本です。なんとサイン入り!!つたない英語でお願いしてサインをいただきました。この方はピアニスト、ホロヴィッツの専属調律師をされいていました。
この本を読めば調律師の苦労がわかるかもしれません。何がおもしろいかってホロヴィッツの暴走ぶりがおもしろいです。読んでいてウソーってなりますよ。書店には売っていないと思いますが、アマゾンなどで手に入るようですよ。
おもしろいので一気に読んでしまいます。



ちなみにホロヴィッツ知らない方は→https://www.youtube.com/watch?v=7ClDFmFmr0k
ピアノを弾かない人でも、なんだかすごいお爺さんということはわかってもらえると思います。

このホロヴィッツが弾いているピアノはスタインウェイのニューヨークです。(スタインウェイにはドイツ産とアメリカ産があります。ドイツはハンブルク、アメリカはニューヨークで作られています。)
音も違いますが外装でも、鍵盤脇の腕が角張っていたり、ペダルや譜面台など形が違いますのですぐわかります。
どちらかというと、アメリカの方が攻めている感じがします。ドイツは保守的です。
スタインウェイは手作りですので個体差がかなりあるようですが、おおまかに、本当におおまかにいうと
ニューヨークは、チープな表現力で恐縮ですが、よく鳴り明るい感じがします。

さて、アメリカのピアノで日本でよく見かけるのはボールドウィン、キンボールのアップライトのコンソールです。家具調のピアノをよく見ます。日本ではあまり見かけないですが、メイソン&ハムリンという有名なピアノがあります。
スタインウェイニューヨークはワールドスタンダードですから、そこまで顕著ではないですが、アメリカで生まれアメリカで成長を遂げた根っからのアメリカピアノはとてもきらびやかで日本のピアノとは全く違います。
日本人には刺激が強い。こんな感じです。↓
http://https://www.youtube.com/watch?v=-5rjjoz8gYY
高音が独特ですね。

英語を勉強していて気づいたのですが(イギリス人はわからないけど)、アメリカ人はとにかくはっきりと自分の意見をいうということ。まず、結論を先に言うということ。そこに肉があったらまず食べる。完全なる肉食です。
まず結論、一にも二にもまず結論!結論をぶちかましてからあとは関係代名詞でつないでいく。
これは、アメリカのピアノにも当てはまっているようで、とりあえずピアノは、キラキラ鳴れという気がしました。ピアノとはこういうふうに鳴るものというイメージがあるのではないでしょうか。
国によってピアノの個性あります。おもしろいですね。

そういうのに少々疲れてしまって、うんざりしたマイノリティのアメリカ人が日本に盆栽を見にやってきたりするのではないでしょうか?

消音ピアノユニット

ピアノ調律
08 /27 2014
ピアノの音を消してヘッドフォンで演奏を楽しむ後付けタイプの消音ピアノユニットは大変人気があります。
夜間の練習やご近所への音漏れの配慮にはとても役に立ちますし、結構いらっしゃるのが曲が完成するまで人に聴かせたくないっていう方です。
上手に弾けるようになってから家族に聴かせたいからそれまでヘッドフォンで練習、、
賛否あるかな?でも自分はアリかなと思います。デジタルピアノと違ってピアノのタッチ感はサイレントのオン、オフ時に差がほとんど出ない設計です。音色も生ピアノの音に遜色ないです。デジタルの技術は進歩してますね。
こっそり練習出来る時間も増えるので結果上達が早くなる! ということでどうでしょうか。

08-27@17-50-36-805.jpg

写真はヤマハの消音ユニットとコルグ消音ユニットの梱包箱
お客様宅に出張取り付けの際はこれを背負ってお邪魔します!

ハンマーの修理

ピアノ調律
08 /26 2014
グランドピアノのハンマーの修理をしました。
ハンマーの先端がギザギザしています。 弦のあとですね。たくさん弾かれたピアノだとひと目でわかります。
この弦の溝が深くなって摩耗がひどくなると硬くなり、伸びのない音になったり、断弦の可能性も高くなるので、
ハンマーの整形をおすすめします。
あまりにもひどい場合や修理を繰り返した場合はハンマーごと交換することもあります。




こちらが整形後のハンマーです。
あとは現場で、ハンマーの高さを揃えたり、調律をしてから、針を使って音色を揃えます。



上のハンマーで弾いている以上、ピアニストの表現力は上げるには限界があります。
楽器に期待しすぎもよくないですが、やはり良い状態のピアノで練習することは上達への近道ですよ!


白鍵張替

ピアノ調律
08 /25 2014
うーん、まだらな白鍵ですね!
茶色く変色しているのは初期の人口象牙です。手汗を吸って変色してしまいます。

08-24@10-44-42-36.jpg

綺麗な白鍵はアクリルに貼り替えた個所です。
それから一枚はがれて木がむき出しになってます。分かりますか?

古い人口象牙がはがれたら新しいアクリルに張り替えて使ってるピアノです。
全部綺麗にしたいけど某学校の備品のピアノで予算などもあるのでそうもいかないのかと思います。

このピアノで合唱コンクールや校歌の伴奏をする子どもたちのことを考えてベストコンディションのピアノに出来ないか調律師として営業してみましょう。

鬼平犯科帳

ピアノ調律
08 /23 2014


ここはどこでしょう?
なんと高速のパーキングです。東北道羽生インター上り、です。ずっと工事中でしたが、昨年の12月に完成したようです。
鬼平犯科帳がテーマで江戸の町並みっぽくなっています。
深川江戸資料館みたいになっています。(←行ったことない方はお薦めです。江戸にタイムスリップした気分になれます。江東区の清澄白河駅が最寄駅です。)
鬼平犯科帳のエンディングのテーマが映像も音楽もとても好きです。https://www.youtube.com/watch?v=ivX-m-8wYzQ
この音楽が気になる方はジプシーキングスで検索してみてくださいね。
有名な人たちなのですぐでてきますよ。
鬼平みたいな強くて人情味ある人、現代にはなかなかいませんよね。憧れます。

調律師は日々調律よりも移動している時間の方が長い場合がほとんどですので、パーキングや道の駅、電車には詳しくなってしまいます。関越道の寄居パーキングは星の王子様仕立てですよ! こちらは販売しているものもおもしろいので通ったら寄ってみてください。できれば星の王子様を読んでからの方がいいかと思います。



鼠害対策

ピアノ調律
08 /22 2014
まさかネズミなんてうちには来ないと思っても万が一の対策は必要です。

定期的な調律、メンテナンスで被害は最小に抑えられますが、使わなくなってしまったピアノはネズミに限らず害虫の被害にも遭いやすく急速に劣化してしまいます。

08-23@11-38-18-895.jpg
写真はマウスガードというものでペダル窓から小動物が入らないようにペダルの奥の設置する製品です。

自分の大切なピアノが外は綺麗だけど中が蝕まれてたなんて嫌ですよね。
弾いていて違和感があった時は調律の時期を待たなくても大丈夫なので遠慮なく調律師さんに相談してください。

ネズミの家

ピアノ調律
08 /21 2014
初書き込みです。石垣です。
ピアノのことや音楽のこと、日々の出来事、色々書き込んでまいります。
よろしくお願いします。

ピアノの整備中、鍵盤を外したところで、低音側にネズミの巣を発見しました。
紙や布をちぎって作られています。完全なる手作りです。
この上で赤ちゃんを産んで育てます。
私の経験から気づいたことは、材料としてネズミに人気があるのは、①エンジのキーカバー②弱音器のフェルト
③ブライドルテープというピアノの中の部品、です。
ハンマーのフェルトは硬いので少しかじってあきらめます。

ネズミの侵入はピアノユーザーにとっては、心配ですよね。

対策としては、侵入口であるペダル窓をふさぐ!マウスガードなどあとから取り付けることも出来ます。
一番効果的なのはピアノを弾くことです。弾かれているピアノにはめったにネズミは入りません。
鍵盤は下がってくるし、うるさくて住めないと思われます。




こんな楽譜

ピアノ調律
08 /20 2014
08-14@14-32-09-568.jpg
ipad等のタブレットをこういう使い方している人って結構いるのでは?
以前からデジタルピアノで譜面板にディスプレイが組み込まれているものがありましたがネットなら有料、無料あるけどたくさんの楽譜を探せます。有料のものだと一曲単位で安く買えるので時々利用してます。個人で作曲された方が無料で公開している曲でも面白いものたくさんあるようです。

tuner

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。