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シュベスターピアノ

ピアノ調律
11 /16 2010
朝夕はだいぶ冷え込むようになりましたが、日中は天気が良いとすごし易い季節ですね。

今日は調律のお仕事で一日出かけておりました。
午前中シュベスターのアップライトピアノの調律でした。
53型というモデルです。
一般的なシュベスターのアップライトピアノは50型~53型と数字の違いでアクションがレンナー製だったり、ハンマーのグレードが異なったりと区別されてます。
詳しい技術者がみれば型番で仕様部品等が詳しく判断できます。
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また製造番号の頭二桁が昭和何年を表すので製造年がすぐに分かります。
※平成になってからは表記方法は変わっているようです。

このピアノの製造年は昭和46年ですね。私より先輩です。
大切に使われているので消耗部品の劣化もあまり無く綺麗な音色を聴かせてくれています。
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中古の消音ユニットが流通するのはなぜでしょう?

ピアノ調律
11 /08 2010
ピアノ消音ユニットの取り付けを検討されているお客様に数種類あるメーカーの製品をご紹介しておりますと、どうやらご予算が合わないらしく今すぐの取り付けは難しいとのこと。
そこで中古の消音ユニットでしたら在庫が数台あって、新製品は無理ですが各部機能は新しいものと変わらず、も問題なく使えますよとご説明すると、ひとつご質問を頂きました。
「そもそも消音ユニットの中古ってどうしてあるのでしょうか?」
うん、、するどい、、
sairenntopisdrjmsvosid.jpg
よーくかんがえるとそうですよね。中古品として流通するということは一度ピアノに取り付けて使用されたものを取り外しているわけです。
取り付けたお客様が不要になったからといって手間をかけて消音ユニットだけ取り外して処分しないと思います。
消音機能を使わなくなれば、使用しなければ良いだけで通常通りのアコースティックピアノの演奏が出来ます。(これが消音ユニットのセールスポイントでもあります。)

どうしても外したいということも極々稀にはあるかもしれません。が、それだけでは常に在庫が出来るほど中古品が流通することはありません。
では、なぜかといいますと、中古ピアノとして引き取ったり買取した(時には買い替えによる下取り)ピアノに付けてあった消音ユニットが中古として出てくるようになったのです。
「それなら、わざわざ外さなくても消音ユニット付きの中古ピアノとして扱えばいいではないか!」
と、思うかもしれませんが、、

外さなければならない事情があるのです。
もちろん外さずに消音付きのピアノとして再販売されている中古ピアノはたくさんございますが、ここでは外す事情をお教えします。

 ひとつはピアノ本体は廃棄になる場合です。
永年愛用されてきたピアノでもいつかは寿命を迎えるわけです。そのようなピアノにもまだ新しい消音装置が搭載されていれば、これは他のピアノにも使えるので外してとっておきます。
まあ、いわゆるモッタイナイ精神ですが。

 二つ目はこれがほとんどの理由になると思いますが、ピアノを海外に輸出する場合ですね。
そもそもピアノを弾くのに音を消してヘッドフォンで聴くという必要性が無いようなところではなんの価値もありません。
それから電圧や詳しいことは分かりませんが、規格などの違いで外国では使うことが出来ないことも多いようです。

日本製のピアノは海外で人気が高く近年輸出量が増えており、それに伴って消音ユニット、あるいは自動演奏装置の中古が出てくるようになりました。
技術的な話になりますが、ピアノによっては後付けの消音ユニットの取り付けが困難であったり、高度な加工技術が必要になる場合もありまして、そのような時に様々な規格の部品の在庫があると助かる事が多々あるのです。
中古の消音ユニットを一台そのまま使ったり、部品取りで利用したりと技術者としても重宝しています。

そんな中古消音ユニットの裏事情でした。

tuner

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