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プレイエルの調律

ピアノ調律
11 /25 2008
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先日プレイエルのアップライトピアノの調律をする機会がありました。画像のピアノでモデルはP115チッペンデール 小型のピアノです。
プレイエルはショパンが愛用したということで有名なフランスのピアノメーカーです。国内では新品、中古も含めて滅多に見かけることの無いピアノで、今回新品で納品されたこのピアノの調律に携わることが出来ました。
下の画像のヤマハのL102と似たデザイン、サイズですが価格は歴然の差があり¥1,700,000と小型のアップライトとは思えない高級品です。L102が当時¥550,000でしたので3台分ですね。
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調律をしてみて、音色は申し分なく柔らかく澄んだ音です。レンナーアクションのハンマーの整音の仕上がりが全音域がバランスよ良く整っています。
また、小型のピアノでは鍵盤の奥行の長さやアクションのサイズも制限されてコンパクトになるので、タッチ感に影響が出やすくなります。L102、L101、カワイの家具調も同様で鍵盤のレスポンスの違和感は小型ならではの特徴とあきらめていましたが、そのような具合の悪さは一切ありませんでした。
どこに違いがあるのか知りたかったのですが、お客様宅での調律の作業ではそこまで研究することが出来ず、今後の定期調律で見つけられたらと思います。
演奏者の方には満足度の高いピアノですが、調律師泣かせの部分もいくつかありました。
斜めに開く天屋根は蝶番がしっかり固定されていて取り外すには30センチくらいの蝶番の芯棒を抜く必要があります。ヤマハL102は工夫がされていてワンタッチで取り外しが出来ます。お客様の見ている前での難しい作業です。綺麗な外装に傷を付けないよう十分な注意が必要です。
その他は鍵盤蓋、上前板が一般的なピアノと違って分割ではなく連結されているので、こちらも慣れないと傷を付けてしまいやすい構造です。
弱音マフラーの構造も複雑で調整に手間が掛かりました。
次回半年後に二回目の調律にお伺いするお約束をして帰って来ましたが今から次回の訪問が楽しみなピアノです。
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ディアパソン DR500

ピアノ調律
11 /10 2008
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ディアパソンのフラッグシップともいえる総一本張りグランドピアノのモデルの一つ「DR500」の調律をする機会がありました。
先日某楽器店から納品されたピアノで、私に調律の依頼があり本日行ってまいりました。
通常調律へは調律師のみが伺い作業をするのですが、今回はメーカーの担当者が同行されるということで、メーカーとしてもこのピアノに対する思い入れが強く感じられました。
実際に調律をしてみて、すぐに感じたことはセミコンサートグランドとして完成されているピアノとして自信を持って言えるクオリティの高さということです。
ヤマハのS6クラスと同等になりますが、音色の重厚感、弾きやすさなどは負けていません。価格面などから比較してもこの価格でここまで出来るのかという感じです。
DR500  2,940,000円
S6    4,620,000円

宣伝や広告では全くありません。正直な感想です。
お客様もメーカーのショールームまで行かれてお選びになったそうです。

それからもう一つ
カワイグランドとは全く違うピアノです。
ディアパソンはカワイの工場で作られているのでカワイピアノと同じというイメージを持たれがちですが(低価格帯のモデルは同じです)このような独自のピアノを開発、製造していることに嬉しさを感じました。

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