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500万台記念モデルのピアノ

ピアノ調律
12 /20 2007
先日W303Wnというヤマハ創業100周年記念の限定モデルのピアノをご紹介しましたが、つづいてW500Wncというピアノが入りました。こちらはヤマハピアノ生産台数が500万台を突破した時の記念モデルで製造番号の上に「Five Million Pianos Since 1900」と欠かれています。
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象嵌細工入りの譜面板は固定式で、トーンエスケープの機構は下前板の模様の中心がトーンホールになっています。
X支柱でソステヌートペダル採用など、設計も高級機種として充実しています。
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ドクターキーボーⅡ

ピアノ調律
12 /08 2007
先日アップライトピアノの鍵盤下の湿度調整や防虫剤のことを紹介しましたが、おなじくグランドピアノのアクション周りのコンディションを良好に保つ乾燥剤、その名も「ドクターキーボーⅡ」を取り付けたのでご紹介します。
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↑パッケージと内容物はこんな感じです。乾燥剤や防虫剤の効果は以前書いたのでここでは、設置スペースのほとんどないグランドピアノのアクション周りに取り付ける方法を記載します。
とはいっても私が考えたのではなく業務用乾燥剤を取り扱う「テクノスナカタ」様の商品です。
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↑取り付ける前にアクションの前面にぶら下げる為の部品を作成します。これは乾燥剤のパッケージに一台分入っています。ペンチ一つで作成できますが、お客様宅での作業だと調律の時間に影響が出てしまうかもしれないのであらかじめ用意しておくと良いかと思います。
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このような感じに設置します。アクションの調整の時はちょっと邪魔になるのですが、フックに刺さっているだけなので簡単に取り外しが出来ます。取り付け用の部品は次回の交換の時もそのまま使えるので便利です。

ハンマースティック修理

ピアノ調律
12 /02 2007
ハンマースティックという症状は弦を叩くフェルト製のハンマーという部品の根元のジョイント部分が何らかの理由で動きがきつくなり、演奏に支障が出てしまうことです。
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上の画像は分かりにくいかもしれませんが、弦に近づけたハンマーが通常は自然に元の位置に戻るのに、ジョイント部分がきつすぎて行ったっきりになってしまいます。これはかなり重症です。
その為、今回はジョイント部分の「フレンジ」という部品を全て交換することにしました。
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ハンマーを一つ外してみました。細長い棒の下についている四角い部品がフレンジです。このピアノはフレンジが樹脂製の為、ちょっとした湿度の変化に弱く、木製なら耐えられる湿度の上昇も、あっという間にスティックしてしまいます。

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このピアノのメーカー用の木製フレンジ一台分です。鍵盤の数だけ交換修理が必要なので手間のかかる仕事ですが、全て直って心地よい演奏だ出来るようになったときにはとても嬉しくなり、やりがいを感じます。

tuner

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